12月7日(日)ガイナックスシアター 14:00〜
一般公募入選作品上映
一次審査を通過した入選21作品を一挙上映します。
第7回よなご映像フェスティバル 一般公募部門
最終審査により入選作品の中からグランプリ他、各賞が決まります。
最終審査員:かわなかのぶひろ(映像作家)
古川タク(アニメーション作家)
上映作品一覧
ブローバックマウンテン 夏目大一朗( 東京) 10:00
部隊が壊滅状態の戦場。一人の兵士の前に現れた
のは凄腕のエージェント!?だった。
彼らはこの戦いを生き残ることができるのか?
ヴァイオレンスメモリー 佐藤健人( 東京) 8:00
学級崩壊の高校の教室のシーンから 映画は始まる。
夢の埃 赤松桜( 東京) 7:22
朝が来て、雨が降り、いつの間にか止んでいて、また降っていて…日々は過ぎていく。引きこもる程 連鎖する不安と不穏。幻聴のようなサイレン。「夢の奥まで走り逃げても不安はいつまでも続いていく…夢から出た埃がむしろ現実かも知れない…」現実を受け入れようとしたその瞬間、誰かが訪れて来る。引きこもる日々と夢の埃が詩的に織り成すメランコリック・ファンタジー。
タニヤマ様のぶらり米子いい気分 たかつかせいじ( 伯耆町) 3:30
バトルタニヤマ ガチバトルライブペイント
制作 ミミズ魂
レバ刺し弁当賞味期限一億年 安田哲( 東京) 8:00
毎日毎日 慌ただしく過ぎてしまいますが 撮った時のことを考えながら作りました。
最近は「生活」とか「遊ぶ」という言葉に興味を持っています。
君を連れて行く、いいよね「出会い」の巻 繁田健治( 神奈川) 3:51
「出会い」という言葉の意味が「出会い系」などの出現により、おかしくなってきてしまいました。
この作品では最近使われている「出会い」が本来の意味での「出会い」に回帰してゆくひと時を描きたいと思いました。
青春狂想曲 井上茜( 安来市) 5:05
東京で活動している4 人組バンド” 10 回裏の攻撃”(じゅっかいうらのこうげき)曲” 青春狂想曲” プロモーションビデオです。彼らの事をまだ知らない人達に見て楽しんで頂ける様な仕上がりになったと思います。一瞬でもお気に入り場面がありますように。
電気機関車デキ 青柳完治( 群馬) 5:20
別名 上州のシーラカンスと呼ばれていた…電気機関車「デキ」高崎-下仁田間の上信電鉄線。
今は富岡製糸所で一躍 日の目を浴びた上州路!
何かのイベントで動いている。先日は関西の方から撮影に来た人と会った。
トライアングルSHR 糸賀輝明( 安来市) 10:00
教室から出られなくなったのは 3 人の居眠りさん。筋肉バカの山本と 勉強オタクの松島 眠り姫の西田。
閉じられた教室で3人の日常と非日常が交差する。
鬼の棲むまち伯耆町 白石泰志( 大山町) 3:20
昔から鬼伝説のある鳥取県伯耆町には色々なところに鬼が潜んでいます。
鬼の里で鬼を探してみませんか?
アカネイロ マルチーズ( 米子市) 3:36
今回の映像は茜さんに協力して頂き、とある失敗をした大上君を呼び出しビックリさせる為企画しました。
のたりのたり 萩生かな・吉山桃子( 東京) 9:49
「わたし、お母さんと顔違うよね?」自分が誰の子供なのか、だんだん気になり始めた18 歳。
彼女の密かな調査が始まる。
平安桜 島根に来る 清原圭介( 松江市) 9:15
松江にUターンしてきたわたしは、旧友である三味線とオカリナのデュオ「平安桜」を松江に招いてコンサートを開催した。郷里を嫌っていた私の複雑な郷土愛を音楽と映像で表現してみました。
ともしび 薮田英樹( 八頭町) 3:00
閉店後の美容室、一人残って掃除をするスタッフの身に…
I LIKE 坂口洋美( 東京) 9:54
超元気キャラのカフェ店員の優子が大好きな先輩に” 自分らしい” 告白が出来るまでのストーリーです。監督の私自身を作品自体に表したようなタッチでつくりました。
自分を表現したい気持ちを込めています。
もここの初恋 頃安祐良( 東京) 6:00
もここ(6歳)は同じ幼稚園のたっちゃんが好き。
小学校でも一緒だと思っていたのに、たっちゃんは引越してしまう事に…
アイコとかつ江さん 福谷孝宏( 東京) 7:37
就活にも恋愛にも挫折し自殺を決めたアイコ。その前に現れたのは鳥取市で公開中止になったゆるキャラ「かつ江さん」だった! 自殺に向かう二人の物語がはじまる。
NET MONSTER 江角明日香( 出雲市) 2:08
スマートフォンの普及と共に増え始めた現代の若者のネット依存に注目し、手描きアニメーションを制作しました。意識した点は、心情がわかるようにキャラクターの表情を描くことです。この作品を通して「誰もがネット依存者になりかねない」ということに気づいて下されば嬉しいです。
ラストジャパニーズ(最後の日本人) なかよし( 米子市) 9:59
J ー157ウィルスのパンデミックによって日本列島の日本人は全滅したと思われていた。
しかし、彼は生きていた。
see you,soon 沼田友( 東京) 8:00
まもなく日が落ちる市民病院の屋上で、不思議な男と少年のやりとりが始まります落陽と共に、生と死のはざまを描く短編アニメーション
take the air 石倉正( 松江市) 4:50
ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)著「GLIMPSESOF UNFAMILIAR JAPAN( 知られぬ日本の面影)」から発想しました。英文の原書から単語が飛び出し、松江の夜を散歩します、ある場所を通過するときに英単語が日本語に翻訳されて元の場所に帰ってきます。こんな幻想的なことがもしかしたら、松江で起きたかもと空想して作りました。
最終審査員
かわなかのぶひろ 映像作家
1941年東京生まれ。60年代初頭より映像制作を開始、68年<ジャパン・フィルムメーカーズ・コーポラティブ>設立。
69年<日本アンダーグラウンドセンター>を経て77年<イメージフォーラム>を設立、日本を代表する個人映画・実験映画作家として、
また指導者として活躍。2006年、東京造形大学教授退官後も毎月新作を発表、作品数は90作品を超える。
韓国中央大學校客員教授として映像を講義。国内外の映画祭での審査員・作品発表多数。
父は安来、母は米子の出身であり、本人も青春の一時期を米子で過ごしている。
古川タク ふるかわ・たく アニメーション作家
アニメーション作家、イラストレーター、絵本作家。
1941年、三重県に生まれる。在学中に、ノーマン・マクラレンや久里洋二の作品に出会う。63年に 久里洋二実験漫画工房入社、アニメーションの技法と思考を学ぶ。70年に独立してタクン漫画BOXを設立。69年より『牛頭』(第7回アヌシー映画祭入 賞)を始めとしてシンプルな短編アート・アニメーションの傑作を次々に発表している。
イラストレーターとしても、67年に椿近代画廊で初めての個展を開 き、画集『ザ・タクンユーモア』(79年、第25回文芸春秋漫画賞)ほか、数々の画集・絵本を著す。
NHKのテレビ「みんなのうた」のアニメーション、 CMアニメーションなどで幅広く活躍。
日本アニメーション協会会長。自称、日本一のマイクロぜんまい玩具のコレクター。
■主催:よなご映像フェスティバル実行委員会
(上映団体BREATH、米子シネマクラブ、レンタルビデオアリオン)